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2年ぶりの日舞勉強会 

新年明けましておめでとうございます。

先日、三が日明けて早々にお稽古場の勉強会「新春 藤秀会」を催しました。自前のお衣裳での勉強会です。

前回はコロナ直前でしたので、2年ぶりでした。

お稽古場の皆さまも落ち着いて発表出来ましたし、最後までたくさんのお客様にお付き合い頂き無事に終えることが出来ました。心から感謝です。

今回は長唄「外記猿」の演奏で幕開きとさせていただきました。娘達と娘達のお仲間で20代の若手演奏家、6名全員女性で初春らしく華やかな感じがいたしました。

また、5歳のお子さまが4人、大学生のお嬢様が2人初舞台でした。

皆さまお名取の方から初舞台の方まで緊張はされたと思いますが、とにかく当日は楽しむという事を大切にしてもらおうと思いサポートいたしました。

ただ、お舞台が終わった時に楽しかったと感じる為には日々の地道なお稽古が不可欠です。

そして人間だもの、お扇子を落としたりいろいろなアクシデントはありますが、その後何事もなかったかの様に踊り続ける事が大切で、その様に直ぐに立て直すことが出来るのも、やはり十分なお稽古に掛かっていると思います。

以前出演者のお母様で、「子離れのいい練習になりました。」と言われた方がいらっしゃいました。

手助けしたくても見守るしかない状況が初めてだったそうで、良い意味でのショックを受けたともおっしゃってました、本当にそうですよね、

出演者以上にご家族の方はドキドキかもしれません。

踊る方も見守る方も、お稽古やお舞台を通して、それぞれいろんな思いを楽しんで感じていただきたい。そしてお稽古されている方々は思い通りの演技が出来ることが理想ですが、アクシデントさえも自信になる様な指導を心がけていきたいと思っています。

さあ、また新しい曲のお稽古です^_^

藤間小太郎

 

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